2022.12.01
お家の屋根や、壁ベランダなどの防水工事がどのような手順で行われているかご存知でしょうか?
この記事では、防水工事のおおまかな手順についてご説明します。
▼防水工事の手順
防水工事は建物の強度を維持したり、劣化を防ぐために行われます。
工事にかかる期間は、天候にもよりますが1~2日ほどです。
それでは、防水工事の大まかな手順をご紹介します。
①洗浄
屋根や壁、ベランダなどの汚れを高圧洗浄機で落とします。
ご近所に汚れが飛び散らないように、シートで保護をしてから行います。
②下地処理
下地がひび割れていたり、でこぼこしたりしている場合は、平らに均します。
この工程をしないと、ひび割れから水が侵入してしまう危険があります。
③下塗り
気密性を上げるためにプライマーを塗ります。
プライマーを塗らないと、防水材が剥がれやすくなってしまいます。
④防水シート・脱気筒を設置し、防水剤を塗る
防水シートを設置し、上から防水剤を塗ります。
厚みがでるように2度塗りするのが一般的です。
屋上の場合は、下地の間に発生する湿気を防ぐために、脱気筒を設置することもあります。
⑤トップコートを塗る
紫外線による劣化を防ぐためにトップコートを塗ります。
▼まとめ
防水工事は高圧洗浄で汚れを落としてから下塗りをし、防水剤を塗布するという流れで行います。
正しい手順で行わないと、すぐに剥がれたり、劣化してしまったりする原因になります。
また、一番上に塗るトップコートは5年に1度塗り直しが必要になります。
防水効果をしっかり発揮させるためにも、定期的なメンテナンスを行いましょう。